2022年3月からの体調不良について その2

2023年3月4日の夜に
食べ物をのどにつまらせ、
救急車で搬送され脳神経内科に入院。

嚥下機能もそんなに落ちているとは
思ってもいませんでした。

その週のはじめごろから
浴槽をまたぐのが難しそうになったり
2月下旬には記憶障害が
いっそうひどくなっていたので
救急でみてもらった脳神経内科の先生にも
それを話し、もしかして気がつかないところで
軽い脳梗塞でもおきたんじゃないか?と思い
その1の「3月現在の症状」のメモをみせ
「これをもって明後日、脳神経内科に
行く予定だったんです」というと
入院して検査しましょうということになりました。

その結果はまたしても問題なしで
3月11日に退院しました。


脳波 
 髄液 
 神経伝達検査 
 頸椎
 頭部MRI 
 脳血流



全て問題なし。
脳は萎縮もなく白質化もなくとてもきれいで
記憶障害があるけど認知症でもないと言われました。
さらに入院中は本人が痛みを訴えなかったそうで
それについても何もなし。
(帰ってきたその日から痛がりましたが)
とにかく何をきいてもオウム返しだったそうで
薬の影響もあって眠気があったようです。

そして退院後はさらにひどい状態になりました。
入院中ずっと車いすだったこともあり
筋力が落ちて、家の中を歩くのもたいへんなら
ほんの数センチの段差を乗り越えるのが
とても難しい状態でした。

下の退院後の症状のメモは
4月の長期フォローアップ外来のときに
持って行ったものです。


退院後の症状(2023年3月)

身体の痛み

 前よりはましだが
 指がふれると爪がささったように感じる。

ふらつき
 
 立っているときや歩くとき
 しっかりしたささえがいる。
 (手をつなぐだけではなく後ろからささえる
  というような)
 座っていると後ろに倒れる。

上を向くとめまいがする
 (良性発作性頭位めまい症)

耳鳴り

段差を乗り越えるのが難しい
 浴槽をまたげない。
   入院する週の初め頃からそうなっていた。
   現在もシャワーのみ。
 階段がのぼれない。
   玄関先の4段がやっと。
   足をもって段差をこえるような状態。
   二階に上がれず下の部屋で寝ている。

記憶障害
 
 自分のことも家族のことも
 家のこともわからなくなる。
 退院後は文字もわからなかったが
 10日後くらいに思い出す。
 自分の名前、お父さんお母さんくらいまでは
 思い出す?

げっぷがさらにひどくなる。
 かかりつけ医で薬を1種類追加。

食べこぼすようになり介護エプロン使用。
箸とフォークとスプーンを使用。
コップは持てず、ストローコップで飲む。
食事は刻み食。ご飯は普通。

疲れやすい。眠い。
 常に疲れている。

頭痛があることが多い。
 (去年の3月から一か月続いたあとは
  今までに頭痛はなかった。)

怒りっぽくなる。
3日に1度程度大声で怒鳴る。

ふらつきや記憶障害は前からあったけど
なぜいきなり食べこぼすようになっているのか
なぜ急に怒りっぽくなっているのか
なぜこんなに寝てばかりいるのか
なぜ階段が上がれなくなっているのか
まるで認知症の怒りっぽいお年寄り
みたいになってしまった娘。
32歳にして70代か80代のよう。
一昨年の秋は小学生に間違われたこともあるのに
今はすっかりおばあさんのようにみえます。

食べ物がつまったときに
脳に低酸素状態が続いて
脳組織がダメージをうけてしまったか
その高次脳機能障害?

でもそんなことは一切言われず
今のところ、過去の治療の影響
(晩期合併症)ということになっています。

この一年、ネットでワクチン後の体調不良のことを
いろいろ調べましたが
(検査で異常なしと言われる人も多い)
記憶障害もここまでひどいことはないし
途中までは(腕の痛みとか倦怠感とか)
そうだったのかもしれないけど
現在の状態はやはり昔の治療による
脳の老化、そして3月以降は息が止まったことでの
影響と思うようになりました。

でもここまでになるのに
注射がきっかけになったとは思っています。
体調が悪くなったのは去年の3月4日からで
その前はひとりでなんでもできていたし
からだの痛みもなければ、記憶力は抜群
病院へ行くのは年に一回の脳外科だけでした。

と言っても、もうどうしようもないので
介護度のあがった娘の世話を
怒らせないように、怒鳴られないように
気をつかいながら生活し
1カ月すぎたところで
今度はけいれん発作がありました。

その3へ続く