えんだより2022年4月分

「新しい歌を主に向かって歌え。」
<詩編96編1節>


「新たな季節に」

 入園児の保護者のみなさま、
ご入園おめでとうございます。
また在園児の保護者のみなさま、
ご進級おめでとうございます。
春は新しい節目を迎える中で、
子どもたちの成長に目を向ける季節です。
この機会に制服を買いそろえるとき、
あるいは上履きを買い替えたり、
小さくなったクレヨンを買いなおすとき、
私たちは子どもたちの成長の早さ、
また過ごしてきた時間の密度の濃さに驚かされます。
 成長は見える部分だけではありません。
入園児の保護者の方は、登園してゆく子の
後ろ姿が、毎日頼もしくなってゆくことに
これから驚かれることでしょう。
また在園児の保護者の方は、
子どもたちがどんどんお兄さんお姉さんになり、
下の学年の子たちから憧れの眼差しを
向けられている様子をご覧になることでしょう。
 その中で、皆さまには是非「今の子どもたちの姿」を
覚えていていただきたいと私は願っています。
子どもたちはどんどん成長してゆき、
あっという間にまた次の春がやってきます。
その時に、一年前の春を思い出し、
小さなかばんを一生懸命運んでいた姿を、
また進級して新たなチャレンジに
張り切っていた姿を思い出し
、成長に驚きながら喜ぶことが出来るように、
是非、今の子どもたちの姿を忘れないでいてください。
 子どもたちをお預かりする私たちも、
春は再び気持ちを引き締めて、
新たな気持ちで保育にあたる季節です。
日当たりのよい柔らかな土の上に落ちたドングリが
すくすくと芽を出し、四方八方に枝を伸ばしてゆくように、
子どもたちが健やかに成長してゆくことが
出来る環境づくりを目指して、
職員一同力を合わせて、
楽しく頑張ることが出来ればと願っています。

聖句
「新しい歌を主に向かって歌え。」
<詩編96編1節>

讃美歌 「キリストイエスは」 
「うたいましょう」

今月の歌 「チューリップ」

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