えんだより2021年1月分

「主は恵み深く、慈しみはとこしえに」
<詩編100編5節>

「注意して楽しむ」

 クリスマスから年始にかけて舞鶴では雪が降り、
私たちは銀世界と雪遊びを楽しむことが出来ました。
雪だるまを作ったり雪合戦をしたりと、冬らしい
遊びが出来た豊かなひとときでしたが、東京では
連日1000人以上の新型コロナ感染者が確認され
緊急事態宣言が発出されるなど、舞鶴とは
打って変わって日々加速度的に状況が
悪化しています。
都会の状況は、舞鶴で暮らす私たちにも
無関係ではありません。離れて都会に住む家族の
健康を案じる方、あるいは度々都会での務めを
果たす責任のある方は、決して少数ではないでしょう。
何よりも、舞鶴で感染拡大が生じるのも時間の問題
かも知れません。遅かれ早かれ感染症はいずれ
舞鶴の地の利を突破し、私たちのところにまで
やってくるはずです。
その時のために、今から「注意しつつ楽しむ」
テクニックを身に着けることが出来ればと
願っています。幸い、昨年の緊急事態宣言時とは
変わり、だんだんと新型コロナへの対処の仕方も
分かりつつあります。何もかもを闇雲に避ける
のではなく、危険のみを見分けながら
楽しむときは楽しむことは難しいことでは
ないはずです。
また、保育の観点に立つのであれば、自分で
自分の身を守る、自分の身の回りの環境を
整えることを学ぶのは、子どもたちが豊かな人生
を送る上で、大変意義深いことでしょう。
まだまだ油断できない状況が続いておりますが、
その中でなお子どもたちの成長の機会を、
注意深く拾い上げることが出来ればと願っています。

聖句
「主は恵み深く、慈しみはとこしえに」
<詩編100編5節>

讃美歌 「ちから」
「世をこぞりて」

月の歌 「白いいき」

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