えんだより2013年4月分
「愛の宝さがし」
朝日幼稚園にご入園、またご進級おめでとうございます。
大切なお子さんを朝日幼稚園におあずけいただき
保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。
幼稚園生活というのは例えて言えば、「楽しい宝さがし」の
ようなものです。みなさんのお子さんたちひとりひとりには
神があたえてくださった素晴らしい宝がたくさん隠されて
いるのです。
お父さんお母さん。ご一緒にあなたの子どものうちにある
宝探しの旅に出かけましょう。
さて、宝を探すには、まずは道具が必要ですね。実は必要な
ものはただ一つだけです。それは「愛」です。それがあれば
他は何一つ必要ありません。ただただ「愛」だけが必要なのです。
でも、「愛」っていったいどんなものなのでしょう。まずは「愛」を
探しにいかなくちゃ、と思う方もいるかもしれませんね。大丈夫、
心配ありません。「愛」はお父さん、お母さんの中にしっかりと
あるからです。
皆さんの毎日をふりかえって見てください。子どもを起こし、
食事をいっしょにし、幼稚園へと送り、お父さんは仕事へ、
お母さんは家の働きを一生懸命にします。そして、帰ってくる
子を迎え、お風呂に入れて、着替えさせ、食事をして、会話をして、
寝かしつけます。大変な毎日です。でも「愛する」子どものため、
妻のため、夫のためにとしているのです。そういう毎日の生活が
「愛」なのです。
「なーんだ」と思わないでください。むしろ、自信を持ってください。
子どもを愛し家族を愛して、毎日バタバタ、一生懸命している
ことこそが「最高の愛」なのです。その「愛」は私たちが思うよりも、
遥かにしっかりと子どもに伝わっているのです。
そのような「愛」が子どもの中にある「宝」を引き出します。
朝日幼稚園も神様からいただいている「愛」をもって一緒に
「宝さがし」をいたします。どんな宝がこの一年で発見されるのか、
大きな期待と喜びをもってスタートをきりましょう。
幼稚園では毎月一つの聖書の言葉を皆で一緒に暗唱します。
４月は、短くてそのものズバリの「神は愛です」という言葉に
毎年しています。どうぞ、子どもたちと一緒に暗唱してみて
ください。聖書の言葉は不思議で「神は愛」と繰り返していると、
心の中に「愛」が湧いてくるのです。
朝日幼稚園では、子どもたちに、お父さんもお母さんも先生も
そして「神様はあなたを愛している」ということを伝えます。
たくさんの「愛」の中で子どもは大きく豊かに育つのです。
初めての方も、また、進級した方も、慣れないこと、わからないこと、
質問したいこと等々、子どもについてのことはもちろん、いろんな
ことも、こんなことはと思うことでも、どうぞご遠慮なく教師、主任、
園長にお尋ねください。たくさんお話をしましょう。子どものことを
話し、考えることは、とても素晴らしいことです。幼稚園から
保護者の皆さんにお願い、お手伝いいただくこともあると思います。
どうぞこの一年よろしくお願い申し上げます。
幼稚園の子どもたちを、そして、そのご家庭を愛しておられる
天の父なる神様。春のお日様のような「愛」の中で、私たちを
照らし守ってください。一人一人の子どもたちの豊かな成長を
導いてください。祝福をいっぱいにあたえてください。
救い主イエス・キリストのお名前によって祈ります、アーメン
聖句 「神は愛です。」
＜新約聖書 ヨハネの手紙第一 ４章１６節＞
讃美歌 「おててをパチパチ」「あさひがぱっと」
今月の歌 「どんどこ どんどこ」