えんだより2004年9月分

聖霊によって、新しく生まれる。
<テトスの手紙 3章5節

内をも外をも新しく!

夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まります。
今日から、また元気に朝日幼稚園に登園することができます。これまでの、
休み中のリズムをすべて切り替えて、幼稚園モードにしなければなりません。
年長のばらさんや、年中のすみれさんは、すぐにその感覚が戻るかも知れませんが、
年少のたんぽぽさんや、満三歳児のひよこさんは、
なかなか幼稚園モードへの、切り替えが難しいでしょう。


また、入園当初に逆戻りするように、数日はゴネゴネするかも知れません。
しかし、幼稚園での楽しい時間を経験したら、きっと1学期のことを思い出して、
だんだんに笑顔が戻ってくるでしょう。
夏の暑さが、まだとうぶんの間、続きそうですが、朝日幼稚園の2学期も、
行事がいくつも続きますから、天候と暑さに負けないくらい、
教員もめいっぱいの元気で、保育にあたってゆきたいと思います。

そこで、2学期からのいくつか、新しくなった(新しく変わった)事柄を、
説明いたします。
まずは、この夏休みの期間中を、まるまる工期としておりました、
2階のすみれさんの床と、1階のばらさんの床が、
薄い色の木目のフローリングになりました。
ひと目見て、とてもきれいな、床になりました。
朝に、お寝坊をしても、あの床では目が覚めてしまうほどきれいだ、と思います。

それでいて、暖かい色でもあります。そのまま素足で入っても、気持ちが良いです。
そのフローリングを見て、私は多くの子どもたちが、裸足になってペタペタと、
またゴロンゴロンと寝っ転がって、喜んで遊んでいるところを想像する、
ことができました。子どもが、多少悪ふざけをして転んでも、良いように
厚めのフローリングを選び、適度に滑りにくくなっております。

工事としては、階段室の塗装もいたしました。
こちらは、以前にはくすんだクリーム色でしたが、思いっきり白く塗り替えました。
そのために、階段をのぼるときに、突き抜けるような、開放感があります。
階段を一段一段のぼるたびに、気持ちまで上に引き上げられるような感じがします。
正面には、大きなガラス窓があり、そこからたくさんの光が差し込んで、
気持ちが良いです。

このために、夏休みの期間が変更し、また夏期保育の日程も、
昨年度より変更し、ご不便をおかけしました。
しかし、とてもすてきな園舎となりました、ことを皆様にご報告いたします。
工事については、子どもたちにも、夏休みが始まる前に、話してきたことですが、
教室の変化に目を丸くして驚き、感動して喜んでくれる、と思います。
保護者の方々にも、早くご覧になっていただきたいです。

そして、この9月より朝日幼稚園に、新しい小さなお友達が、さらに4人加わります。
満三歳児クラスの、ひよこさんへの入園です。
そこで、ひよこさんは8人になります。
先に入園しているひよこさんは、すでに園に慣れていますので、
すぐにひよこさんを独立することはできません。
そこで、しばらくは別個のカリキュラムとなりますが、少しずつ時間をかけ、
4月入園のひよこさんへ合流してゆきます。

かつて、「おひさま」というクラスを、幼稚園とは別個に行っておりましたが、
直接ではありませんが、それに代わるものと言っても、良いでしょう。
「おひさまは、もうないのですか?」と言う、問いかけを何度も受けましたが、
このようなかたちで、保護者の方々の要望に、応えることができました。
これからも、保護者の方々の言葉に、耳を傾けながら、協力してゆきたい、と思います。


最後に、新しく、それでいて嬉しい、ご報告です。
もう、ご存知の方もおられ、実際に教会に来てくださって、一緒に結婚式にも
出席くださった、方もおられたと思いますが、
○○先生が6月5日にご結婚されて、○○先生になりました。
そして、さらに8月22日に、○○先生がご結婚されました。
そして、○○先生になりました。
今年度に入り、二人の先生がご結婚され、二人の呼び名が変りました。

私たちは心から、この二人のご結婚を祝福しています。
皆様も、新しい家庭を与えられた、この先生方を温かく見守ってください。
そして、くれぐれも先生方の呼び名のお間違いのないように!
 しかしいまだに、私たち教員も間違ってばかりおります。
また、本人たちも、新しい呼び名では、まだピンとはこない、
と言っています。
呼ぶ方も、呼ばれる方も、慣れるにはもう少し、時間が必要なようです。

このように、2学期が始まるにあたって、皆様に新しく喜びの知らせを、
こんなにたくさんご報告できることを、神さまに感謝いたします。
新しいことには、喜びがあります。
しかし、新しいことが始まる前には、どうしても不安があります。
そして、新しいことには、かならず希望があります。
だから、思い切って新しいことのために、
古いことと決別しなければならない、こともあります。


私たちは、外側ばかりでなく、内側も新しくされて、ゆかなければなりません。
人間の内側(心)も、外側(言葉や行い)と切り離してはなりません。
しかし、本当に内側から新しくされる、ことは難しいことです。
しかし私たちは、新しいぶどう酒を、新しい皮袋に入れるように、
いつも神さまの言葉によって、新しくありたい。
だから園舎の新しさが、朝日幼稚園の保育の確かな前進につながるよう、願います。

子どもたちにとっても、日々の身体の成長が、心の成長と歩幅を合わせ、
確かに前進してゆくことができますように。
私たちも、どこまでも立ち止まることなく、今与えられている子どもたちに、
必要なできる限りの保育を、それぞれの教師の賜物を活かして、
神さまに祈りながら、努めてなしてゆきたい、と思います。




神さま。
すべてが、あなたから与えられて、あなたによって備えられました。
さらに、あなたは形ばかりでなく、中身も整えていってくださいます。
あなたの知恵と力を、私たちに与えてください。
新しい命の誕生を待ち望む、T先生にも主の守りがありますように。
イエスさまのお名前を通して、み前におささげいたします。

―アーメン


聖句 聖霊によって、新しく生まれる。
     <テトスの手紙 3章5節>
賛美歌 「かみのめぐみを」「きょうもみんなに」

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