成長ホルモンの注射開始

 身長の伸びが悪いので
成長ホルモンがちゃんと出ているか
春休みに国病に数日間入院して
しっかり検査をすることになった。

低血糖状態での採血など、
点滴をしながらの検査をしてもらった。
採血を1時間ごとにするという痛い検査だったが、
泣かずにがんばった。
結果が出たのは6月になってからで、
やはり分泌が悪いとのことで、
成長ホルモンの投与 をはじめることになった。
(今までの小児科血液外来から
小児科代謝外来に変更になった。)

外来で検査結果の説明をきいたあと、
製薬会社の人を紹介され
小児科医立会いのもとで、注射器の使い方の説明をうけ、
練習をしたうえで、その場でセリカに一回目を注射した。

 今後、月曜から土曜まで寝る前に、
私が注射することになった。
ペン型の注射器で、左お尻、右お尻、左太股、右太股の順にする。
効果抜群で、その後順調に伸びつつある。
(詳しくは体格のページをご覧下さい)
たいへん高価な薬だが、
セリカの病気は小児慢性特定疾患に指定されているため
医療費が無料なので助かっている。

ペン型注射器

成長ホルモンの投与にともなう副作用は、
腫瘍の再発、白血病などいろいろ
可能性のあることについて説明をうけた。
副作用かどうか、はっきりしていないが、
99年1月の外来で心臓に不整脈があると言われ
エコーや心電図をとったり、24時間のホルター心電図の検査もした。
結果、特に問題なく経過観察ということになった。
(小児科循環器外来が追加された。)
6月の外来でも、異常なし。(不整脈はまだある。)
今回、成長ホルモンの副作用でも
不整脈がでることがあるとの説明をきいた。

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