身体障害者手帳

歩くのが下手なセリカに
「駐車禁止等除外指定車」の認定がほしくなり
市役所の援護課に障害者手帳の申請にいき、
療育センターの整形外科の先生に診断書を書いてもらった。

「一種2級」という等級の手帳がもらえたが、
3年後に再審査があるということだった。
「原因となった傷病及び障害名
脳の腫瘍による 体幹機能障害
診断書提出期限及び再認定を要する理由
平成9.9.30 身体機能の発達の予想される
学齢時以前の認定であるため」

その後の再認定の結果、1997(平成9年)10.3
再交付されたときは「弐種3級」に変更になった。
障害名は
「乳幼児期以前の非進行性脳病変による左上肢機能障害」と
「乳幼児期以前の非進行性脳病変による移動機能障害」で
これは終生有効だそうだ。

一種2級のときはいろいろ特典があり、府内での医療費全額免除、
自動車税の減免や高速料金半額などいろいろ活用させてもらったが
今は駐車禁止等除外指定と、本人のバス代が半額、、どこか遊園地などに
でかけたときに障害者割引を使うくらいになっている。
他にクリスマス前には、市長サンタさんからプレゼントもあるので、
それはセリカ嬉しそう。

セリカはずっと、はいはい、または伝い歩きをしていた。
93年3月、3歳半ごろには、
片手をつないだだけでも、危なっかしく歩いた。
また、同じ頃、現在の家に引越ししてきた。
家中、玄関、廊下、トイレ、浴室に手すりをつけたので、
それにつかまって歩いていた。
手すりのない部屋の中は這っていた。
階段もはってのぼれるようになった。

4月から、ようやくトイレットトレーニングを開始した。
それまで、治療中はとにかくできなかったし、
その後は冬になったので春になってから、と思っていた。
何度も失敗をかさねて、ようやく夏前にはパンツで大丈夫になったが
うんちは、なかなかトイレでしてくれなかった。
トレーニング完了後も、お昼寝のときはおもらしをしたり、
夜はさっぱりだったのでおしめパンツをはいて寝ていた。
(夜のおねしょは回数こそ減ったが、いまだなおらず。)

お医者さんごっこ 保護帽子をかぶってあそぶ

左 93.12.23 お医者さんごっこが大好きなセリカとサンタの長女
右 94.2.19 保護防止をかぶってあそぶセリカ

新しいおうちに引越し しっかり立てるようになってきた

左94.4.12 新居に引越し。セリカは伝い歩きをしていた。
右94.8.1 夏祭り、去年と違って手をつないだだけでしっかり立てるように。

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