CT検査(退院後の日々)

退院してからもしばらくは再発しないかと心配は続いた。

退院後、最初の脳外科を受診するまえに家で一度吐き、
外来を待っている途中も、飲みものを吐いた。
まだ大丈夫でしょうといわれていたが、心配なので
CTをとってもらえうようにお願いして、予約をいれてもらった。
3月23日にとってもらったCTは異常なしだった。
治療のときによく吐いていたので
ちょっとしたことで(少々たべすぎくらいでも)
吐きやすくなっていたのかもしれない。
しかし、この先も「吐く=頭」という発想は
長いこと頭からはなれなかった。

CT検査中もこのころは、待っている間じゅう落ち着かなかった。
外来にいき、結果をきくまではいてもいられない心境だった。

セリカは次の治療の間までをのんびりとすごした。

この脳外科通院は、二週間に1回、国立舞鶴病院の外来に通った。
週に二回、大学から先生が見えているので、それにあわせていったが、
しかし、脳外科の外来というのは特にすることがないというか、
定期的に薬を飲んでいるわけではないので、次回の治療までは
「どうですか?」「はい、元気です。」と挨拶を交わすくらいだった。

ゴールデンウィーク

92.5.2 ひつじを見ているセリカ

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