セリカあれこれ

参考にした本の紹介

とにかく情報がほしくていろんな本を読みました。
直接関係のないものもありますが、紹介します。

「最新がん全書」 世界文化社

あらゆるがんについての症状について書いてあります。

最新がん全書―予防・診断・治療のすべて
最新がん全書―予防・診断・治療のすべて
与芝 真

「BRAIN nursing '91夏期増刊
脳腫瘍〜その治療・看護」 メディカ出版

専門的な本ですが、ものすごく分かりやすく参考になりました。
小児脳腫瘍の髄芽腫のところでは、「放射線と化学治療の感受性が高く
近年、5年生存率が飛躍的に改善している」、との記述に望みをもちました。

「落ちこんでなんかいないよ!
がんvs素敵な子どもたち」
エルマ・ボンベック 濃沼信夫 監訳 
社会保険出版社

がんの子どもたちに希望の光をなげかけるような
そんな本を書いてほしいと言われた作者が、最初は困惑しつつも、
どんなときもユーモアを忘れない子どもたちに接して
「病気に対する勝利ではなく、絶望に対する勝利の本にしたい」
と思って書かれた本です。
病気のなった子ども本人以外にも、母親、父親、友達、きょうだいの立場に
ついてもかかれています。
元気がもらえる本です。

落ちこんでなんかいないよ!―がんVS.素敵な子どもたち
落ちこんでなんかいないよ!―がんVS.素敵な子どもたち
エルマ ボンベック, 濃沼 信夫

「小児がん」
宮崎澄雄 ミネルヴァ書房

いろいろな種類の小児がんについて説明してあります。
長期生存者の発育障害についても述べられています。

小児がん
小児がん
宮崎 澄雄

「続がん治療最前線」
監修 国立がんセンター 編 信濃毎日新聞社 岩波書店

いろいろながんについて説明されています。
発生原因をめぐる諸説というところで、ウィルス説というのがあり
「因果関係は不明だが9月ごろ生まれた子どもには、神経膠腫のひとつである
髄芽腫が多いという報告がある」という記述があり、どきっとしました。
「秋に生まれる子どもは冬に妊娠するが、冬は母体がいろいろなかかりやすい
時期でありなんらかのウィルス関与を推測する学者もいます」
妊娠したかどうかという時期に(5週くらい?)風邪をひいて
「もしかしたら妊娠しているかも」と受診して検査してもらったので
これはすごくひっかかりました。
しかし、主治医にきいてみても、脳腫瘍の原因は不明で、それはたぶん
関係ないでしょうと言われました。

続 がん治療最前線
続 がん治療最前線
信濃毎日新聞, 信濃毎日新聞社

「チャーリー・ブラウン なぜなんだい?
〜ともだちがおもい病気になったとき〜」
チャールズ・M・シュルツ作 細谷亮太訳
岩崎書店

チャーリー・ブラウンなぜなんだい?―ともだちがおもい病気になったとき
チャーリー・ブラウンなぜなんだい?
―ともだちがおもい病気になったとき

チャールズ M.シュルツ, Charles M. Schulz, 細谷 亮太

スヌーピーの作者、チャールズ・M・シュルツが、
がんとたたかっている幼い子どもたちのために書いた絵本。
白血病になったジャニスは治療のために髪が抜けてしまいます。
まわりの子どもたちの反応もさまざまですが、
ライナスは一生懸命考えます。
セリカも髪の毛がない時期が長かったです。
まだ幼稚園にもいっていなかったので、何も言われることはありませんでしたが
もっと大きな子にとっては、たいへんな問題だと思うのです。
身近にそういう子がいた場合、みんながライナスのように感じて行動してくれる
社会であることをのぞみます。

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